ふと、「海へ行きたい・・」と思うことないでしょうか。
潮の匂い、海からの心地よい風、波の音、海面のキラキラ・・・。海を見ると、ほんとうに心が開放されますよね。
猛暑、コロナ渦の中、どこにも出かけず家の中でじっと過ごしてきたのですが、「もう限界!」ということで海へ行くことにしました。
埼玉の自宅から2時間以内の距離で、海を感じさせてくれるところを色々調べ、ピックアップしたのは「横須賀」。
横須賀は、これまで4回ほど出かけ、猿島、戦艦三笠、三崎、油壺などを回ったことがあります。
いずれも家族連れのため車移動でしたが、今回は一人でのぶらり旅なので、電車での移動にしました。
おおまかな予定は、「港湾で軍艦ツアーをして海軍カレーを食べる」超アバウトな計画です。
軍艦ツアーは、ネットから予約できるので午後1時のツアーの予約をしました。
横須賀ぶらり一人旅の計画
だいたいの時間配分としては、こんな感じです。
10:00 自宅出発(埼玉県蕨市)
10:50 品川で京急本線に乗り換え
11:50 汐入到着
13:00 軍艦ツアー
14:00 海軍カレーで昼食
15:30 横須賀ぶらぶら
16:30 汐入発
19:30 自宅到着
軍艦ツアーは、現在コロナ対策のため定員を減らして運行しているらしく、予約なしの当日乗船は無理のようなので前日にネット予約しておきました。
大満足の軍艦ツアー
埼玉県「蕨」から「横須賀」へ行くには、JR横須賀線で「横須賀駅」へ行くルートと、京急本線を使って「汐入駅」へ行くルートがあります。
軍艦ツアーの最寄り駅は京急本線の「汐入」ですので、品川から京急本線に乗り換えて汐入へ向かいました。品川からは約1時間の旅です。
汐入駅に着くと、すぐに潮の香りがしてきます。さいたまから1時間半ですが、まったく違った風景が待っています。
軍艦ツアーの乗船受付けは、駅から徒歩5分の距離にある『ショッパーズプラザ横須賀』の2階。
さっそくチケットを買って、乗り場で海を眺めながら前便の船が戻ってくるのを待ちます。遠くには、南極観測船「しらせ」が見えます。
ツアーは、約45分のクルーズです。残念ながら第7艦隊の空母は入港していませんでしたが、海上自衛隊のイージス艦、潜水艦、護衛艦、そして米海軍のイージス艦など十数隻の戦艦を見ることができました。
ガイドさんが楽しく詳しく教えてくれますので、下船後はちょっとした戦艦フリークになった気分です。
潮風に吹かれ波間をのんびり45分の軍艦ツアー、ちょっとした船旅気分も味わえ大満足でした。
待望の横須賀軍艦カレー
船を降りると2時近くになったので、さっそく横須賀軍艦カレーを食べようと下調べをしておいたお店「ウッドアイランド カレーレストラン」に向かいました。
しかし、あいにくカレールーがなくなってしまったらしく、店には準備中の看板が・・・。
しかたく、ちょっと遠いけど「横須賀海軍カレー本舗」へと向かいました。
1階がショップ兼待合室、2Fがレストランになっているのですが、10数組が待っていました。
約40分ほど待たされ、ようやく念願の横浜海軍カレーを食べることができました。
私は「艦長の黒カレー」1100円をオーダー。コクがありちょいピリ辛の好きな味でした。
カーシェアを借り観音崎灯台へ
カレーを食べたすぐ近くに「タイムズカーシェア」があったので、ちょっと海岸に行きたくなり車を借りました。
カーシェアは、こういうとき本当に便利ですよね。15分単位で220円で借りれます。
8月の半ばだというのに、コロナの影響からか横須賀の道路はガラガラでした。
海岸線を眺めながら馬堀海岸を通って観音崎まで約30分、往復1時間で行くことができました。
観音崎灯台下の浜辺では、海水浴を楽しむ風景を眺め、ちょっとした夏気分をあじわい帰路につきました。
近場だけどしっかり旅行気分
さいたまの自宅から電車で2時間弱、電車賃も1100円程度でいける三浦半島は、魅力たっぷりの場所でした。
今回の軍艦ツアー小旅行でかかった費用は・・
- 電車代 蕨⇔汐入往復 2,246円
- 軍艦ツアー 1,600円
- 横浜海軍カレー 1,100円
- タイムズカーシェア(1時間 走行20Km)880円
旅費総額 5,826円
横須賀には、海を眺めながら温泉に入れる「横須賀温泉 湯楽の里」もあるので、今度は『温泉に浸かりながら船をぼーっと見ている旅』でも計画しようと思っています。
近くて魅力いっぱいの横須賀、三浦半島。結構近いので、みなさんも気軽に訪ねてみてはいかがでしょうか。
いいところですよ~。