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妻のトリセツ 熟年離婚とならないためのチェックリスト

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結婚期間が20年以上の夫婦の離婚、いわゆる『熟年離婚』が増えているそうです。

厚生労働省の平成28年人口動態統計月報年計によると、結婚歴20年以上の離婚件数は1985年に2万434人が、2016年には3万7604人に増加。

離婚の原因といえば、浮気、借金、浪費、暴力などが一般的ですが、最近は『精神的なもの』が多いと言います。

精神的の代表的なものが、「この先一緒に生活していく自信がない」というものです。

怒る主婦

しかも、熟年離婚は、定年間近や定年直後に起こるといいますから、まさに私たちの年代になります。

定年後は長年働いて家庭を支えてきた労をねぎらってもらい、のんびり穏やかに暮らすことを想像していたのに、突然「離婚」を突き付けられる・・・

これは、いったいどういうことなのでしょうか、妻の中に何が起こっているのでしょうか。

女性の本音が書いてある「妻のトリセツ」

熟年離婚のほとんどのケースが、妻側からの申し出によるものです。

これまでの長い結婚生活の間、小言を言われたり喧嘩をしたりしてきましたが、それなりにうまくやってきたハズ・・・。

それなのに、退職間近になってまさか離婚を突きつけられるなど、目が点になってしまいますよね。

離婚に驚く男性

その理由となりそうなことが女性の目線で書かれている本を見つけました。それは、『妻のトリセツ』という本です。

著者は、黒川伊保子さん。1959年生まれとありますので、まさに私たちと同年代。

黒川さんは、人工知能研究者であり、脳科学コメンテータであり、マーケティングや感性分析の第一人者です。

2018年10月に、『妻のトリセツ』を出版したところ、あっという間にベストセラーになりました。

買ったのは、男性のみならず女性の購入者も多かったそうです。

男と女の脳の違いがわからないと理解できない

本の内容は、「女性をうまく扱うには、女性の脳の仕組みを知らなければならない」とあり、男女の脳の違いを説明しながら、女性の扱い方を説明しています。

妻のトリセツ

さらに、妻の発言にどのような意図や願望があるか、夫の行動や発言に対してどう感じているかなどが書かれています。

まさに、女性、「妻の取扱いマニュアル」のような本です。

その中に、「この先もずっと、この人と一緒に人生を歩んでいく自信がない」と決断させる、妻側の理由があります。

ちょっと心配な方は、該当する項目がないかどうか、チェッしてみてください。

ともに人生を歩む自信がなくなる「妻からの理由」

離婚の原因・理由は、異性問題、浪費や借金、肉体的暴力、精神的暴力、経済的虐待など、客観的に見てはっきりわかるもの以外に、長い年月をともに過ごしてきた夫婦ならではの原因・理由がある。

それが、「この先もずっと、この人と一緒に人生を歩んでいく自信がない」というもの。人生100年時代になり、60歳で定年退職を迎えても、人生はあと40年近く残されている。

その年月を「この相手とともに過ごしていけるかどうか?」を考えたとき、自分らしく生き直すために離婚という選択をするケースが増えているのだ。

ここでは、ともに人生を歩む自信がなくなる「妻からの理由」を挙げてみる。

夫がいることがストレス
夫は定年退職し、一日中家にいることで、今まであまり気にならなかった生活習慣の違いが妻のストレスになる。

生活の不一致
結婚当初から性格が合わないことに気づきながらも、子どもや生活のためにずっと我慢していた。しかし、一緒に過ごす時間が増えることで、我慢の閾値(いきち)を超えて何もかもが嫌になってしまう。

会話がない
子供がいるうちは気がつかなかったが、夫婦ふたりになると会話が続かない。寂しいだけでなく、一緒にいる意味がわからなくなる。

価値観の違い
歳をとるに従い、価値観のズレがどんどん大きくなってきた。

義理親の介護問題
介護の負担が妻に偏る。また、それに関しての感謝がない。いたわりの言葉がない。夫や義理親に対する積年の恨みが噴出する。

家事に対する不満
夫は退職してのんびり過ごしているのに、妻には退職がない。夫が家にいるようになって家事が増える。また、家事に対して無関心。家事に口出しするなど。

出典:「妻のトリセツ」著:黒川伊保子 講談社+α新書より

つまり、突然そうなったわけではなく、長年思ってきたことが積もりに積み重なって、最終的に「積年の恨み=離婚」になるというものです。

夫の会社勤めの間は、平日の夜と土日だけ我慢すればよかったのですが、定年退職により毎日顔を突き合わせることになります。

そうなると息抜きはできない、気分転換はできない、四六時中一緒にいてストレスにさらされることになる・・。

それがこれから延々と続くと思うと、どうしても耐えられない、というのが妻が離婚を決意する理由です。

文句を言われなくなったら終わり

「そうなる前になぜ早く言ってくれなかった?」と思いますが、実は妻からは毎日のように言葉や態度で示されていたんです。

男側は、それに気が付かないだけなのです。

ガミガミ言われているうちは、『今後も一緒に暮らしたいから改善して欲しいという妻の気持ち』が、まだあるからだそうです。

言われなくなったら、それを放棄したということ。次にでてくるのは「離婚」です。

くれぐれも、「反論もなくなって、妻もようやくオレを理解してくれるようになったか・・」など、勘違いしないように気をつけてくださいね。

心配な方は、ぜひ本を読んでみてください。

また、この本は妻側である女性が読んでも面白いと思います。

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