私たちの年代では「糖尿病」に悩まされている方がたくさんいます。
糖尿病には1型、2型がありますが、日本人の約95%が2型糖尿病だそうです。
加齢、肥満、過食、運動不足、ストレス、飲酒などの生活習慣が、発症の原因と言われています。
厚生労働省の2017年度調査では、入院、通院している糖尿病患者数は329万9,000人で、2014年度の前回調査から12万3,000人増えたそうです。
糖尿病は、予備軍を合わせると国内に2000万人と言われているので、まさに国民病ですよね。
糖尿病は生活の管理がとても大変
糖尿病の怖いところは一度発症すると完治することはなく、悪化するといろいろな合併症を引き起こすことです。
末期になると失明したり足を切断したり、血管がぼろぼろになって命をも脅かします。
食事療法、運動療法、薬物療法などにより治療が行われますが、これを管理し実行するが本当に大変という話をよく聞きます。
知り合いの70代のご夫婦ですが、二人とも糖尿病となってしまい、動けない奥さんに替わり旦那さんが食事と生活の管理をしています。
旦那さんの方は腎臓も悪くしているので、カロリーの計算と塩分の管理で、本当に頭が痛いと話されていました。
60代の友人は、離婚により生活が乱れ糖尿病になってしまいました。腹膜透析で頑張っていましたが、先日救急車で運ばれ人工透析となりました。
病院へお見舞いに行ったら「管理が大切なのはわかるんだけど、独身で働いている身ではとても無理・・」と悲しそうに話してました。
身近でそんな話しがあったため、「糖尿病の管理」についての情報を集めてみました。
糖尿病の総合サイト「糖尿病ネットワーク」
糖尿病の情報サイトはいろいろとあるのですが、一番充実していると思ったのが、糖尿病患者と医療スタッフのための情報サイト「糖尿病ネットワーク」です。
このサイトには、糖尿病に関するあらゆる情報がのっています。
専門家向けの情報もあるのですが、一般向けのわかりやすい情報も提供されています。
さらに、在日の方のために、ポルトガル、スペイン語、フランス語、ヒンディー語、インドネシア語、中国語、韓国語、英語の糖尿病情報まで用意されています。
もし、在日の方で糖尿病でお悩みの方がいましたら、ぜひ紹介してあげてください。
このサイトのもう一つの特徴は、糖尿病を管理するスマホ用アプリの紹介ページがあることです。
血糖値、食事、運動、薬など、糖尿病での生活を管理するアプリが186も用意されています。
世界が認めた糖尿病管理アプリ
その中でも、使いやすさから絶賛されている管理ソフトを見つけました。
そのソフトは「シンクヘルスアプリ」(旧名 スマートヘルス)というアプリです。
<写真 Health2Sync様HP「シンクヘルスアプリ」より>
「シンクヘルスアプリ」(旧名 スマートヘルス)は、世界中の糖尿病アプリでも高い評価を得ています。
スマートヘルスは糖尿病患者さんの血糖値だけでなく、血圧や体重、服薬、注射、食事、運動など多岐にわたった記録ができるスマートフォン用モバイルアプリ。
2015年10月にH2 Ltd.によりリリースされ、世界最大の健康情報ネットワークHealthlineにより「2017年糖尿病ベストアプリ」にアジアで唯一選ばれている。
現在、日本Google Play におけるキーワードサーチ “糖尿病アプリ”でナンバーワン、Google PlayとiOSの評価でハイスコアを獲得している。
(糖尿病ネットワーク ニュース記事「世界トップ10にランクインした糖尿病アプリ「スマートヘルス」を使ってみた」より)
上記の記事を書いたのは、糖尿病ネットワークサポーターの高津文翠氏(1型糖尿病、発症10年以上)。
充実した機能、わかりやすいユーザーインターフェース(画面操作等)と、その使い勝手の良さを褒めています。
画面は、わかりやすい絵柄で表示されており、食事内容やカロリー計算もワンタッチで入力可能。
さらに、血糖値、血圧、体重、日常生活(食事、運動、薬、気分)なども管理でき、日記形式で記録することができるようです。
アプリは、アンドロイド、アイフォン用が意されており、アンドロイドは Google Play、アイフォンは App Store からダウンロードすることができます。
糖尿病で生活の管理で困っている方がいましたら、ぜひご紹介してあげてください。