年齢を重ねてくると同時に、長年住み慣れた家も家電も古くなって傷んできますね。
家の中ではアチコチ直したい所も増え、全面リフォームしたいところですが、老後2000万円の蓄えが必要と言われると、そう易々とお金を使うわけにはいかなくなってきました。
「老後2000万円」と言う言葉が浸透してから、お財布の紐が硬くなった中高年も多いのではないでしょうか?
私もその一人。家の中で色々気になる所があって、プロにお願いしようか?と思っていましたが、できることは自分でやってみようと思った次第です。
そんな私の「自分でやってみる修理 輝く第1回目」は、汚れがシミ込んで汚くなった「トイレの便座裏足」の取り換えでした。
自宅の中でもトイレは比較的新しい方なので、気になっているのは「裏足」だけです。
ちなみに「トイレ便座裏足」はここの事を指します。
※裏足取り換え済みの写真です。
DIYが得意の人やプロの方は必要のない記事ですね・・・^^;
トイレの便座裏足って?
そもそも、「トイレの便座裏足」が取り換え可能で、パーツが販売されていると言うことも知らず、何とかキレイにならないものかとカビキラーなどあらゆる家庭用洗剤を使って躍起になって落としましたが無駄でした。
ところがある日、あるSNSでやはりこの部分が汚くなったので取り換えたと言う「つぶやき」を読んだのです。
衝撃でした!なんだ!取り換えられるのか!と。
と、ここまでは良かったのですが、ではなんと言う言葉で検索をすればよいのか?正式名称があるのか?など、検索でつまづく始末です。
「便座裏 取り換え」で検索しても出てこず、試しに「便座 クッション」と入れたら、それらしきものが出てきました。
うちの物とはまったく形状は違いましたが、「便座裏足」と言う言葉を発見。「ははぁ~~ん、あれは「裏足」って言うんだな」と思いました。(※正式名称は分かりません「便座ゴム足」と言う表記もありました)
次は、形状です。自宅の便座裏足と同じ形状でなければ買っても意味はありません。
そこで、思いついたのが、便器の型番を調べること。
便座の裏に型番らしきものがありましたので、先ずは、スマホで写真を撮っておきました。
製品は、INAX(LIXIL)です。Z180タイプ、品番は、DT-Z181HU だと言うことが分かります。
これで問題はすべてクリアかと思いきや、この型番を入れて検索すれど、自分のトイレの裏足は出てこず、他メーカー(TOTO)の裏足ばかり出てきます。
いったいいつになったら買えるのだ?
名称が分かり、型番が分かったまでは良かったけれど、そこから先に進めません。
そこで思いついたのが、ググってダメなら、お客様サービスセンターに電話して聞けばよいのだ、と言うことです。
大手企業には、ほとんどお客様専用窓口があるので、先ずは、LIXILのお客様サポートに電話をしました。(ここはググる)
型番を伝えて「裏足」のパーツが欲しいと伝えると、まったく違う番号を伝えられ、この番号で検索して出てきたパーツがお客様の裏足です、と言われました。
「なんだ?その番号・・型番を入れれば出てきて欲しいよな~」と思う本音は伝えず、優しい担当者にお礼を述べて電話を切り、無事に買うことができました。
取り換えには強い力と道具が必要
待つこと2日、ようやく手に入れた裏足です。
ゴム製です。見ての通り、差し込む部分は3か所、そのうち2か所はかなり長いです。
他メーカーの物より差し込む部分がかなり長く、形状も複雑です。
やはり奥深く差し込んでいないと簡単に抜けて、用をたしたとき落して流してしまったと言う口コミも見ました。
と言うことは簡単に抜けないんだな、と言うことは簡単に外せないんだな、と肝に銘じて汚れた裏足を外してみましたが、これが本当に取れない。
手で簡単に取れる代物ではありません。特にうちの足裏はゴム製なのでピッタリと張り付いています。(※他メーカーのは女性でも簡単に取れたという口コミあり)
必要な道具
必要な道具は、細い平たいドライバー、ペンチなどの挟むもの。
まずは、平たいドライバーで便器を傷つけないように、便座と足裏(ゴム製)に隙間を作ります。
言いたくはないが、この隙間は尿などが入り込んで凄いことになっていました(;-;)
隙間を作ったら、裏足をペンチなどで挟み、手前に引っ張ります。裏足には色々な素材がありますが、この形状(ゴム製)の場合はかなりの力が必要です。
と言うことで、紆余曲折はありましたが、無事に我が家の便座裏足はキレイになりました。
ちなみにかかった費用は、裏足2個で800円程度。我が家の取り換え可能な裏足は2か所でしたが、他メーカー(TOTOなど)は4か所の製品もあり、価格もマチマチです。
例えば、TOTOの4か所交換の物なら4個で398円くらいから販売しています。(モノタロウ調べ)
今の時代、色々な道具やパーツが揃って、素人でもできる修理の範囲がかなり広がっています。
老後の資金はなるべく溜めておきたいと思う方、家の中のあちこちが傷んできたら、元気で動けるうちに、お金をかけることなく、DIY(Do It Yourself) してみませんか?