お笑い芸人の「ひろし」ってご存知ですか?
ラテン系の「ガラスの部屋」という曲に合わせて、「ひろしです・・・、ひろしです・・・」とうつむきながら自虐ネタを話す芸人です。
2005年頃にブームになって、いつの間にかテレビから姿を消した「一発芸人」と言われてました。
しかし、今彼は一人でキャンプを行う「ソロキャンプ」の達人としてカリスマ的な存在になっています。
ソロキャンプの楽しみやノウハウを「ヒロシキャンプ」としてyouotubeにアップし、フォロワーが38万人、総再生回数3500万回(2019年7月現在)を誇っています。
本も何冊も出版しており、今や彼は「アウトドア達人」としてのポジションを確立しています。
そんな背景もあってか、今ソロキャンプは大人気で、老若男女すべての世代から熱い視線を浴びています。
昔買ったキャンプセットを引っ張り出す
私たち50代、60代は、アウトドアが好きな世代ですよね。
椎名誠さん、清水国明さん、ひろみさん、相川 翔さんなどは、今でもアウトドア大好きでキャンプを楽しんでいます。
1990年頃には、全国に道の駅やオートキャンプ場もたくさんでき、ファミリーキャンパーで賑わっていました。
私もキャンプ道具をフルセットで揃え、ワンボックスに積み込んでファミリーキャンプを楽しんでました。
子どもが成長するとキャンプへ行かなくなり、キャンプ道具はいつしか車庫の片隅に積み上げたままになっています。
退職後なにをしようと考えたときに、ふとキャンプを思いだしyoutubeを見ていました。
そうしたら、ソロキャンプの動画がたくさんアップされていて、見ているうちに再びアウトドアにトライしたい気持ちになりました。
ソロキャンプはぷら~っと一人で行ける気軽さが魅力
キャンプは家族や誰かを誘って行くことを考えてると、いつまでたっても行くことができません。
ダメ元で家族を誘ってみたら、「美味しい料理が食べれて、ふかふか布団でゆっくり寝れる温泉がいい!」と即刻断れました。
それなら、一人でぶらっと出掛けたほうが気が楽です。
「シニア ソロキャンプ」でネット検索すると、同じ気持ちのシニアのサイトがたくさんいることに気が付きました。
必要なキャンプ道具は揃っているし、プラスチックの大型コンテナに詰め込んでおけば、いつでも気が向いたときに出掛けられます。
この気軽さがソロキャンプの魅力なんですね。
まずは近場のキャンプ場で勘を取り戻す
今の時代、ネットを使えばテントの建て方から料理の仕方、ソロキャンプのポイントなど、なんでも見て学ぶことができます。
youtubeでノウハウもかなり得られますので、まずはyoutubeを見てのプレキャンプからスタート。
はじめはちょっととまどうかもしれませんが、近場のキャンプ場で終末キャンプを数回こなせば、かなり勘が戻ってくるはず。
最近は、若い女子のソロキャンパーなどもいるので、負けてはいられません。
冬場は到底無理ですが、初夏から秋にかけては絶好のキャンプシーズン。
自然の中でゆったりしながら、これからの生き方や定年後の過ごし方を考えるなんて最高ですよね。
焚き火のぬくもり、風のささやき、自然の音だけの世界、考えてみるだけでわくわくしてきます。近くに温泉があるなら、よりベストですね。
今持っているテントは家族4人用なので、1~2名用の小さいものに買い換えるつもりです。
それからバーベキューコンロ兼用の焚き火台も必需品ですね。上に鉄板をおけば焼き肉もできます。
1人でじっくり考えるにはソロキャンプはうってつけ。これからの人生をじっくり考えてみたいと思います。