2019年の夏は猛暑だと思っていたら、7月はほとんど晴れず大雨続きでしたね。
7月も最後になって、ようやく関東地方の梅雨が開け、本格的な日本の夏がやってきました。
子どもの頃は30度になると「暑い!」と思ってましたが、最近は連日のように35度を越えてきます。
体温より高い37度オーバーになる地域もあり、こうなると命が危なくなってきますよね。
体温を下げるには血液を冷やす
歳をとってくると暑さにも弱くなるのか、体温も上がりやすく頭もぼーっとしてきます。
そんなときには、血管を冷やすと良いそうです。
首すじ、脇の下、鼠径部(大腿の付け根)など、太い血管が表面にでている部分を冷やすと体温を下げることができます。
熱中症気味の時など、自動販売機の冷えた缶コーヒーなどを買ってきて、両脇の下に挟むだけでずいぶん回復が違います。
頭がぼーっとしているときには、首筋を冷やします。
首には脳へ行く太い血管「頸動脈」があり、たくさんの血が流れていますので、ここを冷やすとシャキッとしてきます。
最近は頭がぼーっとすることが多いので、暑い夏を乗り切るため首筋を冷やすグッズを探してみました。
最近話題の「冷却タオル」は本当に効果があるのか
最近話題になっているのが、「冷却タオル」という商品です。
見た目は薄いタオルなのですが、水につけて軽く絞り、タオルを振ると温度が瞬間的に下がるというものです。
説明文には「52度のお湯で浸けたタオルを振ると16度になる」と書いてあります。
アマゾンの評価では、270件の投稿のほとんどが「★5つ」の高ランクです。
★5ばかりというのは、やらせコメントの場合が多いのでちょっと心配ですが・・。
まあ、値段も1000円前後で買えるので、「ダメ元でもいいか・・」と買ってみました。
最近話題の冷却タオルは効果があるのか
私が買ったのは、Amazonで2枚組みの600円(税込み)の商品。届いたのはコレです。
チャックのついた透明袋に、青と緑のタオルが折りたたまれて入ってました。
青と緑は、ちょっと派手な色彩で、緑は蛍光色の緑です。(ちょっと色彩センスが合わないかも・・)
早速、水に浸して絞り、タオルを両手で広げパンとしてみたら、たしかにヒンヤリします。
次に50度位のお湯に浸けて同様に水気を絞り、タオルをパンとしてみたら瞬間でヒンヤリしました。
ヒンヤリ温度が16度ではないでしょうが、浸けた水の温度に関係なく確かに一気に冷えます。
タオルの生地は、水が保持できるよう小さな穴がたくさん空いていて、タオルを振ると気化熱で一気に下がる仕組みのようです。
さっそく首に巻いて、炎天下の公園を散歩してみました。
30分ほと歩いてみたのですが、けっこう首筋の冷えをキープしていました。この商品はなかなか良いかもしれません。
少し温まってきてもタオルをパンとすれば、わずかですが温度が下がり、風が当たるとより涼しく感じます。
欠点としては、首すじにペタッと張り付くような感じになることと、垂れ下がった部分でシャツが少し濡れてしまうことです。
タオルが乾いても公園などの水道や、コンビニなどで水を含ませれば何度でも繰り返し使えるのは便利です。
値段も2枚で600円ですので、持っていて損はないかと思います。Amazonで注文すれば翌日届きます。
用途として、アウトドア・山登り・ジョギング・部活・運動会・ジム・ヨガ・旅行などを想定しているようです。
アウトドアならシャツの濡れも、そんなに問題ないと思います。
確実に冷やすなら「やわらかクールベルト」
実は、昨年の猛暑に耐えきれず買った商品があります。
商品名は、「やわらかクールベルト ネッククーラー 首頭冷却」です。
ポケットのついたタオルとゲル状の保冷剤がセットになっていて、保冷剤を冷凍庫で冷やしタオルの中に入れて首や頭に巻きます。
この商品の良いところは、すぐに確実に冷やせ、シャツも濡れないことです。
欠点は30分位で使えなくなってしまうこと、そして重いことです。保冷剤を使っているので、しかたがないですのですが・・。
温まった保冷剤は使えず邪魔になるだけですので、外出時には使えません。
そんな理由もあり「外出・手軽・何度でも・軽い・安い」のコピーに惹かれて、今年は「冷却タオル」を買ってしまいました。
冷却タオルは「凄く涼しく」はなりませんが、「少し涼しく」なることは保証します。
外出が多い方や、庭いじりなどされる方に、おすすめです。