定年後の過ごし方

「マンガ 定年後入門」を読んで思う老後 健康は大きな資産

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日本経済新聞を見て、パッと目に止まった広告がありました。

「マンガ定年後入門」という本で、こんな感じの広告でした。

「定年後の○○○」という本なら山ほど出版されており興味をもつこともないのですが、『マンガ』『石森プロ』というフレーズに、引っ掛かりました。

なにしろ、われわれ60歳世代は、マンガ本第一世代ですからね。

貸本屋からスタートして、『少年クラブ』『少年画報』『少年マガジン』『少年サンデー』『少年キング』『少年ジャンプ』『ビックコミック』『オリジナル』・・と、マンガの王道路線とともに歩み成長してきました。

石森プロさんにも、『サイボーグ009 』や『佐武と市捕物控』で、たっぷりお世話になりました。(笑)

それを知ってのシニア向け企画本とすれば、なかなかのもの。

中身も期待できそうと、早速Amazonで注文してみました。

ノスタルジックな「マンガ定年後入門」の装丁

初版は2019年8月28日、価格は1,300円(消費税別)、発行は日本経済新聞で監修は「MUFG資産形成研究所」。

マンガは石森プロ・シュガー佐藤氏が手掛けていました。

「人生100年時代の幸せなセカンドライフをつくる!」というストレートなサブタイトルと、幸せそうなシニア夫婦。

昭和の匂いがプンプンする装丁ですね。

マンガ定年後入門

監修を監修しているMUFG資産形成研究所を調べてみると、三菱UFJ信託銀行系の会社で、資産形成の研究機関とのことでした。

Amazonではすでに中古本がでており、本代980円+配送料237円の1,237円で手に入れることができました。

かなり無理があるマンガストリーだが解説の内容は納得

内容はすべてマンガと思っていたら、マンガ半分、解説半分の構成でした。

定年間近な大手建設会社の部長家族が、山の中の小さなホテルで体験した不思議な出来事をもとに、定年後の過ごし方を考えるという設定です。

未来から来た孫と思しき若者が『記憶を映像化するマシーン』を使って、自分の祖父である部長の過去を振り返らせながら、これからの人生の軌道修正をさせ未来を変えさせるという内容。

マンガのストーリーはちょっと無理っぽい感じがしますが、解説コーナーで説明されている内容には、うなずけるところがたくさんありました。

その中で、気になったところを2、3紹介します。

人は自分で思うより長く生きるが、健康寿命は思うより短い

厚生労働省の『平成29年簡易生命表』によると、現在の段階で、90歳まで存命する人は男性で全体の1/4、女性で全体の1/2もいるそうです。

確かに自分の母親も93歳で施設に入っていますが健在ですし、小さい頃世話になった近くのおばさんも95歳でピンピンしています。

そう考えると私たちが80歳になる頃には、本当に寿命100歳の時代になっていそうですね。

MUFG資産研究所が2019年1月に、50代男女に「自分の寿命と健康寿命は何歳だと思うか?」というアンケートを実施したところ、結果は以下の通りでした。

自分が考える寿命・健康寿命と現実にはデータ差が!
自分の寿命アンケート
出典:日経BOOK「マンガ定年後入門」監修:MUFG資産形成研究所より

『寿命は自分で予想した寿命より長く、健康寿命は思っているより短い』ということになります。

格言のようなこの言葉に、思わず「確かに!」とうなずいてしまいました。

「死ぬときにはピンピンコロリで逝こう!」と思っていても、実際は身体的な不安を抱えながら10年以上生きる、これが現実ですもんね。

MUFG資産研究所は、「だからこそ老後資産はしっかり計算しておかないといけない」と説いています。

健康は財産に匹敵する!

60歳以降の活動時間がどれくらいあるのかを計算すると、男性は11万時間、女性は13万時間あるそうです。

時間で言われてもピンときませんが、新卒で入社して55歳までの会社人生が14万時間だそうですから、30年分の会社人生の時間と同じ位の時間になります。

そう理解すると、とんでもなく長い時間ですよね。その時間を有意義に過ごすための鍵は、「健康・お金・生きがい」です。

「健康」をキープするには、①運動②食事③薬ですが、現実は①に頼りきっている人が多いといいます。これは図星ですね。(汗

健康であれば、働くことだってできるし色々なとこにでかけたりすることができます。

病気になればお金は無くなる一方ですが、健康なら働いて稼ぐこともできます。

そう考えると、健康はまさしくお金(財産)ですよね。

この歳になるとお金を貯めるのは難しいけど、健康を保つのは自分の力でできます。

貯金だと思って、運動をしっかりして健康をキープしておきましょう。

体が弱っても一生涯続けれれる趣味をもつ

「生きがい」づくりは、けっこう難しいですね。

これまでは、主となるものに「仕事」があって、土日や空き時間に「趣味」を楽しむというケースでしたが、老後になると主がなくなってしまいます。

その主の代わりになる「何か」を見つけておくと、老後はとても充実したものになるといいます。

できれば、晴れていても雨が降っていても、暑くても寒くてもできるもの。家庭菜園、陶芸、楽器、絵画、工芸、ボランティアなどでしょか・・・。

テレビ番組の「ポツンと一軒家」を観ていると、なんにもないところだけど毎日一生懸命働いて、充実している日々を過ごしているお年寄りがたくさんいますよね。

それを観ていると「人は何もしないでのんびり過ごすより、何かを目指して一生懸命しているほうが幸せなのかも・・」と考えさせられます。

体力が落ちても一生続けられる何かを、今のうちから見つけておこうと思います。

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