北陸新幹線が平成27年3月に開通して、遠かった金沢が近くなりましたよね。
私は30年ほど前に行ったことがあるのですが、そのときは小松空港からレンタカーで行き、金沢城と兼六園などを駆け足で回っただけでしたので、あまり記憶に残っていません。
いずれゆっくり行きたいと思っていたのですが、「金沢は遠い」というイメージのため、ついつい行きそびれていました。
出張で富山から来た友人が「東京出張は、もはや日帰りですよ!北陸新幹線で2時間半、東京大阪より近いですからね」と自慢気に言うので、「よし!」と気合をいれ金沢1泊2日の一人旅を決行してみました。
かがやきに乗って2時間半で金沢到着
日時は、11月初旬。紅葉、寒くなる前、平日、週間天気よし、という条件で日程を調整し、8時36分東京発の「かがやき505号」(2018年11月現在)に乗り込みました。
金沢に到着したのは11時06分、かかった時間は2時間30分。本当に金沢は驚くほど、近くなったんですね~。
金沢に到着して最初に向かったのは、金沢の東茶屋街。金沢の観光地として、有名なので知ってる方も多いかと思います。
石畳に出格子の町屋が並び、そこだけ昔にタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しめるスポットです。
駅からバスも出ていましたが、歩いても30分かからないぐらいで距離ということなので、歩いて行ってみました。
東茶屋街に踏み入れると、街並みが急にがらりと変わります。
雰囲気としては、京都の先斗町なような感じですが、東茶屋街は道幅も広くゆったりとしていて、金沢風情が漂っています。
午前中に雨が降っていたらしく、石畳が雨に濡れていていて風情があって良かったです。
着物を着て歩いている方もちらほらいて、昔ながらの家並と凄くマッチしていました。
観光客向けに着物レンタルをやっているお店もありますので、粋に着物を借りて楽しむこともできます。
見るところが多くあるので、疲れたらカフェやお茶が飲めるところで一休みしながら回ると良いかと思います。
こういった雰囲気のところはなかなかないので、街並みを見てるだけでも楽しめますね。
私は昼間と夜に2回行きましたが、夜は観光客が多かった通りもひっそりしていて茶屋街本来の雰囲気を楽しめました。
家の中から漏れている光にかすかに照らされて通りは、まるでタイムスリップしているかの気分が味わえました。
めざすは北陸のおいしいご飯
実は、金沢に着いてすぐに東茶屋街へ向かったのには、訳があります。それは、北陸のおいしい昼ごはんを食べたかったからです。
空腹でぐるぐるとなるお腹を抑えて歩いていて、「東山みずほ」というお店を見つけました。
「ごはんを美味しく食べる」というコンセプトで土鍋で炊いたご飯の写真が店頭に飾ってあったのですが、あまりにもそれが美味しそうで入店を決めました。
私が頼んだのは、主菜に一汁六菜がついた1,600円のランチメニュー(2018年11月現在)です。
主菜にはサバの塩焼き、大根と豚肉の煮物、みそ汁、冷静ポタージュスープ等がついたセットです。
お米は日によって銘柄が変わるみたいで、その日は「ひとめぼれ」でした。
どれも美味しかったのですが、やっぱり土鍋で炊いたご飯が凄く美味しかったです。
ツヤがあって程よい硬さで炊かれていて、つい食べすぎて2回もお替りしてしまいました。
すごくオススメのお店なので、東茶屋街に観光に行った際には是非足を運んでみてください。
今回の旅行は、金沢の街を楽しむ目的でしたので、宿は金沢駅近くにある「金沢マンテンホテル駅前」にしました。
ekitanの「新幹線+ホテルパック」を利用したので、1泊2日32,900円(2018年11月現在)で済みました。
金沢への旅は1泊2日で、たっぷり堪能できようになりました。
男一人、ぶらっと行く旅の気楽さは格別なもの。北陸は良いですよ、皆さんもぜひ訪れてみてください。
(63歳 旅人 男性)