疲れてくると「海を眺めながら、温泉に入りのんびりしたいな・・」という気持ちになります。
そんなときは、脳が疲れているとき。そこで思い切って、脳のストレス開放のため、日帰り旅行をすることにしました。
移動手段はクルマ、日帰りで片道2時間、海があり日帰り温泉に入れるところ。
その条件となると、西は熱海、南は勝浦、北はいわきあたりが範囲となります。
運転中も「ぼーっ」としたいので、渋滞が少ない常磐道を選択。
行き先は、高速インター出口より近いところから、茨城県北茨城市の「五浦温泉」にしました。
都心から2時間 渋滞もなくのんびり過ごせる港町
北茨城にある五浦温泉は、都心から約180km、交通渋滞がなければクルマで2時間ほどで行けます。
朝9時に自宅の埼玉を出発。外環道を通り三郷から常磐道に入り一路北茨城へ。
日曜日にもかかわらず常磐道は空いていて、途中10分のトイレ休憩を入れて約2時間で北茨城インターに到着です。
北茨城インターから、五浦温泉までは約10kmの距離。途中に漁港「大津港」があるので、ここで小休止。
岸壁まで車を乗入れ、釣り人を眺めたり漁船を見たりと、潮の香りを吸い込みながら30分ほどぶらぶら過ごしました。
大津港には、けっこう大型漁船が停まっていて、大きなクレーンを積んでいる船もあります。
船員さんが掃除をしていたので、クレーンを何に使うか聞いたら、「地引の網を上げるのに使う」とのことでした。海を眺めていたら気持ちもすっかり旅気分。
港には漁協の直営市場食堂があり、水揚げしたばかりの生シラス丼1,330円や、冬のシーズンには名物の「あんこうどぶ汁椀定食」が1,700円で食べられます。時間的にもここで昼食がベストです。
潮の香りを満喫しお腹もいっぱいになったところで、目的に五浦温泉へ向かいます。
大津港から目的地「五浦温泉」へ
五浦へ向う途中に「岬公園」があり、ここから太平洋と五浦の全景が一望できます。
ここは、明治時代の有名な日本画家、岡倉天心が日本美術院を設立した場所で、彼とその弟子たちは、風光明媚なこの地で海を眺めながら創作活動をしていたそうです。
ガラス張りの赤い六角堂は、当時、海を写生をする場所として建てられたそうですが、2011年の東日本大地震の時の大津波で跡形もなく破壊され、その後海底から材料を探して再建されたとのこと。
日帰り温泉は、五浦観光ホテル大観荘の中にあります。
日帰り温泉は、宿泊客の合間のサービスのため、入浴時間が11時~15時、18時~21時に限定されています。
料金は1000円、JAFの会員証を提示すると500円割引きのサービスをしていました。(期間限定かも・・)
身体がポカポカ温まる「ナトリウム・カルシウム塩化物温泉」
お風呂は内湯と露天風呂が2つ。温泉は「ナトリウム・カルシウム塩化物温泉」で、黄色がかった透明の塩気のある温泉で、断崖絶壁の上にあります。
潮騒をききながら、のんびり入浴することができました。
だれもいないタイミングで、動画をとってみました。
風呂上がりは、オープンテラスの休憩所やロビーにはコーヒーショップもあるので、ゆっくりと過ごすことができます。
五浦には入浴の時間をいれて4時間ほどの滞在でしたが、とってもいい息抜きができました。