高校時代の友人5人と、久しぶりに集まって飲みました。
高校時代の仲間と集まると、「お前の家に泊まって酒飲んで・・・」なんて話しや、「あの子かわいかったな・・」などの定番話題で大いに盛り上がります。
馬鹿なことも無茶なことも、共に青春時代を謳歌した仲間は、特別なものがありますよね。
話題は「最近、疲れやすいよな・・」から、「持病や体重、血圧」などの病気自慢の話になりました。
これではマズイと、青春時代の元気を取り戻すため、皆で温泉へ行こいうということになりました。
実は、『皆で温泉』話しは、40年間毎年のようにでていたのですが、これまで一度も実現したことがありませんでした。
家のことや仕事のこと、子供の教育費、親の介護のことで、皆それどころじゃなかったこともあります。
「みんなちょどいい具合に一段落してるから大丈夫だろう」ということで、温泉行きを決定しました。
日本人として富士山登ってないのはマズイ
行き先についてはいろいろ案がでたのですが、結果最後に残ったのは「日光東照宮と奥日光」と「富士山と河口湖温泉」でした。
日光東照宮は、中学校の修学旅行以来行ってないが3名、富士山へ登ったことがないが3名。
温泉でいえば日光のほうが断然よいのですが、「日本人として富士山登ってないのはマズイ!」という理由で富士山に決定しました。
私は、どちらも複数回行ったことがあるのでガイド役ということになりました。
富士山に登るといっても、血圧の高い60歳過ぎの中年には絶対に無理なので、クルマで5合目ということになりました。
新車ヴェルファイヤでシニアの修学旅行
出発は、季節もよく比較的空いていると思われる、5月の連休明けに決定!
さっそく宿のリサーチとスケジュール作成に入りました。
男5人温泉旅のスケジュール
- 出発予定 5月の第3土曜日
- 予定 1泊2日
- 参加者 5名
- 1日目 東京駅集合→富士山5合目→忍野八海→河口湖温泉
- 2日目 河口湖→山中湖→箱根→小田原→東京
移動は、修学旅行のノリで行こうということになり、ワンボックス1台となりました。
一人がトヨタのヴェルファイヤを買ったばかりだったので、それを利用することになりました。
トイレ休憩ばかりでも気兼ねなし
東京駅に9時半に集合して、富士山目指していざ出発です。
大月を過ぎ富士吉田が近づく頃になると、富士山がはっきり見えるようになり車内は修学旅行気分です。
みんなトイレが近くなっているので、パーキングでは必ずトイレタイム。気心知れた仲間だと、何の気兼ねもなく何度もトイレに行けます。
富士吉田から富士スバルラインに入り5合目を目指しました。天気も快晴で渋滞もなく5合目に到着しました。
5合目は、中国人観光客のバスでいっぱいでした。5合目の温度は10度くらいで、かなり肌寒い感じでした。
風が吹くと体感温度が一気に下がりますので、厚手の上着かウィンドブレーカーを必ず持っていってください。
登山道が閉鎖されていたので、小御嶽神社でお参りしました。神社横にある展望台からは、山中湖が一望できます。
メンバーの一人が御朱印を集めているんだと言いながら、列に並んでいました。
富士山周りには神社がたくさんあるので、御朱印集めをするには最高の場所だそうです。
皆、5合目まで登ったので「日本人としての役目は果たした」と満足げでした。
部屋から富士山の大パノラマ
宿は部屋から富士山が大パノラマで見える、「湖山亭うぶや」にしました。
料理も美味しく、部屋からもお風呂からも富士山が真正面にドーンとど迫力に見えます。
皆が還暦ということを聞いて、中居さんがいろいろとサービスしてくれました。
夜中まで飲み明かし、翌日は山中湖を経由して箱根へと向かいました。
河口湖から芦ノ湖へは1時間30分くらいです。芦ノ湖から駒ヶ岳ケーブルカーに乗り頂上へ。
富士山は箱根側から見ると、裾野がずーっと見えますので雄大さも一層ひきたちます。
太平洋側に回れば、小田原、相模湾、三浦半島が一望できました。
大涌谷で温泉でゆでた「黒たまご」を買って、箱根を後にしました。
近くて観光地いっぱいのオススメコース
箱根から小田原へ向かう道は、正月の箱根駅伝のコースなので、はじめて来た人もよく知ってました。
小田原では、小田原城を見学して、西湘バイパスを通り帰路につきました。
走行距離は、ぐるーっと回って約350kmです。
1日の走行距離が170km程度なので、河口湖、富士山、山中湖、箱根、小田原とたくさんの観光地を回った割には、ゆったりと観光ができます。
箱根からの帰りは、東名厚木まで箱根マラソンコースを通れるので、結構楽しめます。
富士山と箱根へ行く方は、夏でも急に寒くなるので、上着を持って移動してください。
クルマの中に置いておくと、寒い中駐車場まで取りに戻ることになりますので、必ず手に持って観光してくださいね。