ハラダのラスクでおなじみの「ガトーフェスタハラダ」。
ここのラスクは、ほんのり甘いバターの風味で大人気ですよね。
お砂糖のかかったバター風味のラスクの他、チョコレートでコーティングされた物やイタリアンテイストのオードブルラスクまで数々のラスクが販売されています。
ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」が世にでるまで
ハラダのラスクの発祥の地は群馬県の新町。原田丑太郎さんが和菓子店「松雪堂」として開業したのが始まりです。
その後、社名を新町製菓製パン有限会社にし、洋菓子業、製パン業に着手しました。1959年には学校給食の指定工場となるなど少しずつ大きくなってきたようです。
私は群馬県高崎市在住ですが、ハラダのラスクを初めて食べたのは成人してから。それもそのはず、現在のガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」が発売されたのが2000年、私が40歳の頃ですね。
初めて食べたときは、「なんと美味しいラスクでしょう!」と感激したものです。
その後、現在のお城の様な素晴らしい工場(本社シャトー・デュ・エスポワール)になったのが2008年。
噂には聞いていたのですが、いつでも行けると言う地元特有の気のゆるみから逆になかなか工場見学に行けませんでした。
ガトーフェスタハラダの工場見学
今年の6月、他県から親戚が来た折、ハラダの工場見学に行きたいと言うので、これは良いチャンス!と思い工場見学に行ってきました。その時の様子を簡単にご説明します。
工場は、本社工場と高崎工場と2か所ありますが、高崎工場は見学を行っておりません。
開館時間: 10:00~17:00(入場は16:40まで)
休館日:日曜、1月1日~3日
入館料:無料
予約お問い合わせ:0120-060-137 月曜~金曜(10:00~17:00)
個人(19名以下)で行く場合、予約は不要です。20名以上の団体、またはバスの場合、予約が必要です。
予約申し込みは、3ヵ月前の1日より受け付けています。
私は、親せき3人と行ったので予約は不要、夏休みなどの時期を外していたので混雑していませんでした。
ガトーフェスタ ハラダ 工場1階
工場は3階建て。エレベーターがありますので、足の悪い方でも問題ありません。
工場の1階は広いロビーです。入るとラスクを1枚いただけるので、ソファーでゆっくりコーヒーを飲みながらラスクを食べるのがポイント。
コーヒーはセルフですが、美味しい本格的なコーヒーが無料で飲めます。
ちなみのこのロビーでは、定期的に色々なコンサートが開かれます。
2019年のコンサート
サラ・オレイン ニューイヤーコンサート
2019年1月13日(日)
リュドヴィック・ベー・アー&武田洋子 デュオコンサート
2019年2月23日(土)
原れい子 スプリングコンサート
2019年3月9日(土)
金子三勇士with未来のピアニスト
2019年4月20日(土)
どの公演も
開演時間:18:30 18:00開場
会場:ガトーフェスタ ハラダ 本社1階 エスポワールホール
入場料:2,000円(全自由席)
お問い合わせ先:0274-40-3622 (平日午前10時~午後6時)CI推進部文化事業担当
ご興味のある方はぜひ行かれてみてはどうでしょう。
ガトーフェスタ ハラダ 工場2階
エレベーターで2階に上がるとラスクを製造している工場です。製造ラインがガラス張りで見えます。ラスクの甘い香りが漂い何とも言えません。
2階は撮影禁止なので、製造ラインなどの様子は写すことができませんでした。
2階でいただいたラスクはオーブンに入る前(焼く前)のラスクなんですが、焼きあがった硬いラスクより断然美味しいと思いました。
こんな柔らかくてホカホカの美味しいラスクを食べられるのは工場ならではですね。
また、普段見かけないような地域限定や季節限定のラスク、珍しいラスクも陳列されていて、どれも美味しそうでした。
「本館シャトー・デュ・ボヌール」で買い物
工場見学を終えると、隣の棟の「本館シャトー・デュ・ボヌール」でお買い物ができます。
向かって右が工場の棟、左の建物がショップになります。
工場とお買い物ができる棟は違います。工場内ではラスクなどの買い物はできません。
ここでおススメなのが、ラスクは元より、ラスク用の「フランスパン」です。
このパン、この工場で作っているのですが、普通のフランスパンのように端が尖っていません。
端まで切ってもラスクの形をしているよう形成されています。
普通にオーブンで焼いて食べましたが、一般的なフランスパンに比べてサクサク感が非常に強く、ラスク用のパンであることが良く分かりました。
このラスクになるフランスパンは、群馬県の工場でしか買えませんので、工場見学の際はショップによって是非このパンをお買い求めになり味わってみてください。
ガトーフェスタハラダ 工場とショップへのアクセス
ガトーフェスタハラダの工場とショップの最寄り駅は、JR高崎線の「新町」です。
新町駅は高崎駅より2つ目(普通電車)、高崎駅から所要時間10分ほどです。
電話: 0274-43-1100(店舗)
ショップ営業時間: 午前10時~午後7時
ショップ休業日: 休業日1月1日
工場開館日: 午前10時~午後5時(入場は16:40まで)
工場休館日: 日曜日、1月1日、1月2日、1月3日
アクセス: JR新町駅より車で3分、徒歩15分
関越自動車道「藤岡JCT」を経由し上信越道「藤岡IC」から約12分。
または、関越自動車道「本庄児玉IC」から約23分。
駐車場: 60台
工場見学の開館日とショップの営業日が違うのでご注意ください。日曜日に行くとショップは営業していますが、工場見学はできません。