今年(2019年)の流行語大賞にノミネートされている言葉に「サブクス」があります。
サブスクとは、商品を購入したり、サービスを受ける時にその都度お金を支払うのではなく、毎月一定額を支払うことで決められたサービスが利用できるというものです。
「サブスク」とは、「サブスクライブ(Subscribe)」の略で、英語では「購読する」と言う意味でよく使われます。
海外では、新聞やメールマガジンなど購読料を支払う「月額購読」などの使い方をします。
Amazon Prime VideoやApple Musicなどの場合、月額利用料金を支払うことで、映画(ビデオ)が見放題、音楽が聴き放題などのサービスが受けられます。
今年は特に各分野で「サブスク」のサービスが浸透し、月額利用料を支払えば、洋服のレンタルや、飲み放題食べ放題などの飲食店サービスも受けられると人気になっています。
車は買うより借りる時代
車も「サブスク」の時代。車のサブスクリプションサービスは、毎月一定額を支払うことで、自分の乗りたい車をマイカーのように乗ることができると言う物です。
2018年には、高級車のポルシェもボルボもサブスクリプションを始めましたので、この流れは世界中で起こっています。
トヨタでは、3年ごとに新しいトヨタ自動車に乗れる「KINTO ONE」と、3年間で6台のレクサスに乗れる「KINTO SELECT」の2つのプランが用意されています。
他にも、中古車販売の「ガリバー」では、新車から中古車まで乗りたい車をネット予約し、店頭で受け取り、一定期間利用することができる「NOREL」と言うサービスを展開しています。
このように生活の中に密着しつつある「サブスク(サブスクリプション)」ですが、今回はシニアに嬉しい「お花のサブスクリプション」をご紹介します。
花のサブスクリプション「ハナノヒ」をやってみた
花のサブスクを行っている花屋さんは、小さな店舗も含めるとご近所にあるかもしれませんが、今回は、花の業界では有名な「日比谷花壇」を利用してみました。
日比谷花壇は全国に店舗を構えており、「イーフローラ」と言う花のネット通販も運営している大きな花屋さんです。
幸い自宅の近くに日比谷花壇の店舗があったので、早速申し込んでみました。
申し込みはアプリから
日比谷花壇のサブスクは、スマホのアプリで運営されているので、先ずは、スマホのアプリをダウロードしました。
ダウンロードしたアプリは、「ハナノヒ」です。
アプリは、iPhoneなら「APP Store」、Android(アンドロイド)なら「Google Play(グーグルプレイ)」からダウンロードします。
サブスクリプションは、4タイプ用意されています。
- イイハナプラン(1日1回利用可能 1,187円/月)「本日のお花」をもらえます
- サクハナプラン(1月6回利用可能 3,987円/月)1回1,300円分までお好きなお花を選び放題
- ハナハナプラン(1月6回利用可能 8,787円/月)1回3,000円分までお好きなお花を選び放題
- イコーハナヤプラン(1月6回利用可能 15,878円/月)1回6,000円分までお好きなお花を選び放題
※金額は税別です。
私は、上記のプランの中の、「イイハナプラン(月額1,187円)」に決めました。
月額1,187円ですと、毎日いただくと1本につき約39円となります。
忙しい方で、花屋に行く暇もない方は無理ですが、「それくらいの時間ならあるよ」と言う方は、散歩がてらに花を取りに行くのは生活にハリが出て良いことだと思います。
1日39円ならコーヒー1杯分にも満たないし、今日はどんな花をもらえるのだろうと思うとわくわくします。
お花が好きなシニアには、とても合っているサブスクリプションだと思います。
お花を取りに行くことは健康にも貢献している
健康のためには毎日歩くことが良いこととされています。
私の場合、1日5000歩を目標に歩いているのですが、なかなか難しい時もあります。
そんな時、花のサブクスを始めて万歩計の歩数も稼げるようになり、お花と健康の両方をゲットでき、毎日の楽しみも増えました。
花のサブスクでもらえた花の紹介
1日目 白のストック
蕾もたくさんあり、次から次へと花が咲いています。一週間たっても十分に持っています。
お持ち帰りの時は、長いビニール袋に入れてくれます。
ビニールの底にはゼリー状の液体が入っているため、移動中のお花の水分はこれで保たれるようです。ゼリー状に固まっているのでこぼれることはありません。
2日目 紫の千日紅
千日紅は広がってしまう花なので、一輪挿しにはせず、昨日いただいたストックと一緒に挿してみました。
3日目 黄色いカーネーション
黄色いカーネーションは、初日は一輪挿しで楽しみ、次の日から前日の花瓶に挿して楽しんでいます。
4日目 てまり草
てまり草は、グリーンがとてもキレイ。前日までいただいた花瓶にまとめてアレンジしてみました。
5日目 薔薇
このバラは多分1本500円程度で売られいるものだと思います。
薄紫色のグラデーションがとてもきれいです。このレベルの薔薇をいただけるのは本当に嬉しいですね。
せっかくなので、一輪挿しで楽しんでいます。
花のある生活は心豊かになりますね。
男性の場合、花好きの奥様にプレゼントしても喜ばれるかと思います。たったの千円ちょっとで夫の株があがること間違いなしです。
また、口コミを見ますと、「売れ残りの花を出しているのでは?」や、「バラの棘の処理がされていなかった」などの口コミがありましたが、私の場合、お花の生きもよく、バラの棘もちゃんと処理をしてあり、丁寧に扱われていると思います。店によって多少ばらつきがあるのかもしれませんね。
「花のサブスクリプション」は、本当におすすめです。
近所や通勤途中などに日比谷花壇の店舗がないと利用できませんが、日比谷花壇以外のお花屋さんもサブスクリプションを始める店舗もでてきていますので、心に止めておくと良いですね。
その後、いただいている花の報告
その後のいただいている花の写真と花の名前です。用事があったり、体調が悪かったり、遠出をしたり、天候によっては花を取りに行けないこともあり、現在は、ひと月のうちの3分の1はお休みしていると思います。
いただいた花の一部
ストック(白)
千日紅
カーネーション(黄色)
手毬草
薔薇(赤)
カーネーション(赤紫)
スカビオサ(ピンク)
カーネーション(ピンク)
ヒペリカム
アスチルベ
スターチス(白)
千日紅(紫)
リシアンサス(トルコききょう)
マトリカリア
フリージア
菊(白)
桜小町
薔薇(ピンク)
ソリダコ
ブプレリウム
椿
スイトピー(ピンク)
アフリカンバジル
菊(黄色)
薔薇(茶色)
アネモネ
スイトピー(紫)
いただいた花の写真
花の名前を記録していない時や、写真を撮り忘れる時もあり、全てではありませんが、こんな感じに飾って楽しんでいます。
初めて出会った花もあり、花のサブクスで花のある生活を楽しんでいます。