無性に旅に行きたくなることがあります。それも計画もせずに、ぶらっーと・・・。
アメリカなどでは、キャンピングーやトレーラハウスで大陸を気ままに旅している人がたくさんいますよね。
気に入った場所で何日か滞在して、そこをベースに近隣を散策しながら旅をしたら楽しいでしょうね。
仕事で全国各地いろいろなところへ行きましたが、仕事がゆえにゆっくり散策したことがありません。
京都へも新幹線で日帰り。1週間くらい滞在できたらゆっくりお寺巡りができるのですが・・。
定年になれば時間もたくさんできるので1週間の旅も可能なのですが、宿泊代、交通費、食事代などがかかりとても行けそうもありません。
なんとか安い旅ができないか・・それを実現させる方法として今人気なのが、「車内泊」です。
工夫すれば普通の車でも車中泊が可能
車での旅の理想はベットやキッチンがついているキャンピンカーなんですが、日本ではキャンピンカーを買う余裕のある人は限られています。
そこで、普通の車のシートを倒して車中で寝る「車中泊キャンパー」が増えているのです。
乗用車ではちょっとキツイですが、ワンボックスカーなら大人2人が寝るスペースが確保できます。
倒したシートの凹凸をクッションなどで埋めたり、エアーマットを使ったりして寝床を確保します。
車中泊でネット検索すると、車中泊するためのツールやユーチューブのノウハウ動画がズラッとでてきます。
快適な睡眠を確保するには、寝床を水平にすることと、窓にサンシェードしてしっかり目隠しをすることだそうです。
どんな風にすれば快適に過ごせるか、いろいろな工夫を考えるのも楽しみの一つですね。
最近は、車中泊ブームを反映してか、コンパクト車ながら後ろが簡単にフラットになる車がたくさん発売されています。
<出典 ホンダ フリード>
これなら最小限の準備をするだけで、車中泊ができそうですね。
SAや道の駅を利用し車中泊で旅する人が急増
車中泊で心配なのはトイレですよね。夜中に下痢になって、車を運転して探し回るなんて最悪です。(-.-;)
車中泊をする場所は、トイレや洗面所、炊事場、シャワーなどの整備がフルに揃っている「オートキャンプ場」が理想ですが、利用料が1泊5000円近くかかってしまいます。
大人数で行くなら割安感がありますが、1人か2人で行く車中泊にそんなお金はかけられません。
そんなわけで車中泊の場所は、高速道路のSAや「道の駅」を利用している人が多いようです。
「道の駅」は、現在全国に1160(平成31年7月現在)あります。
<出典 国土交通省 道の駅案内ホームページ>
現在のところ国土交通省は黙認していますが、高速道路のSAや道の駅は、あくまでも運転途中で疲れたときの仮眠場所です。
何日も宿泊したり、外で炊飯したり、ゴミを出したりは厳禁です。それをわきまえた上で、仮眠の延長として利用してくださいね。
200万円代で買える軽キャンピングカーが大人気
定年退職した人や若い人たちに、今大人気なのが軽のキャンピングカーです。
軽自動車とはいえ、本格的な設備がそろっており、大人2人が快適に車内泊できる車がたくさん販売されています。
これらのキャンピングカーは、車のメーカーではなくキャンピングカー専門の会社がつくっています。
価格も200万円くらいで買えますし、駐車する場所もとりません。
キャンプに行かないときには、通常の足としても使えますので、今持っている車を売って旅する期間だけ保有するという考えもあります。
こんな車を持っていれば、気軽にいろいろなところに旅にでられます。
軽キャンピングカーは大人気なので中古市場でも高く売れるので、普通の車に戻すときも安心です。
こんな車に乗って、日本中の温泉巡りなどしてみたいですね。