定年者が毎日楽しく充実した生活するための仕組みをつくれないだろうか
1955年生まれの私も、とうとう定年の年齢となり、友人たちも次々に退職しています。
皆、家庭を守るという重荷を下ろすことができた安堵と、はじめて手にする自由な時間に、ちょっと戸惑いながら定年後の生活に期待を膨らませていました。
しかし、実際その時を迎えてみると、親の介護、老後の不安、自分の健康、老後資金などいろいろな不安が待ち構えていました。
自由な時間を得て「思いきり人生を楽しむ」はずの定年ライフのはずが、「今日は、何をしようか・・」と、やることを探すような毎日になっているようです。
実際、一足先に退職した友人たちは、ほぼ半年で「やることの息切れ」をしています。
毎朝の「新聞読み」は、社会の情勢収集と同時に、今日やることを探すことを兼ねています。
田舎では、新聞の地域版の下欄にでている『お悔やみのお知らせ』が唯一の外出のきっかけなんだ・・と友人が話してました。
「毎日、やることを探すような生き方で、本当にいいのだろうか・・。」
「今まで一生懸命働いてきた、最後の生活がこんなのでいいのだろうか・・」
そんな思いが頭を過ります。
人生残すところ20余年。最後まで手応えのある人生を生きたいですよね。しかし、それに応えてくれる社会の仕組みがないため、みんな右往左往しています。
「定年者が毎日楽しく充実した生活するための仕組みをつくれないだろうか」、そんな思いが、この情報サイト「定年LIFE」を立ち上げたきっかけとなりました。
同じ時代を生き抜いてきた仲間たちが、ネットワークでつながり、お互いの情報を発信しながら刺激しあい、最後までいきいき輝いて生きていく。そんなネットワークを皆さんと一緒につくりたいと思っています。
みなさんのご協力、よろしくお願いいたします。
定年LIFEくらぶ 代表 岡田章